107: ソウハチ
カレイ目カレイ亜目カレイ上科カレイ科アカガレイ亜科ソウハチ属注
学名:Cleishenes herzensteini (Schmidt)注
英名:Pointhead flounder [原], Souhachi-flounder
別名宗八ガレイ、エテガレイ、白ガレイなど。新潟産(恐らく)の鮮魚の塩焼きから摘出。上が有眼側、下が無眼側。同じ属に分類されていた注アカガレイのものと比べると、烏口骨下側の薄い部分の根元近くに大きな「えぐれ」がない。
無眼側から眼の横面がはっきり見えるのがソウハチの大きな特徴。
身質は多少水っぽいので鮮魚のまま塩焼きにするよりも干物にしてからの方が合っているかも。また独特の香りがあるが、焼いた時にはこの香りが堪らないものに感じるから不思議。角上魚類小平店で購入。
注:2000年発行の「日本産魚類検索」(中坊編)では、属名はアカガレイ属、学名はHippoglossoides pinetorum (Jordan and Starks)となっている。